The 20th ハママツ・ジャズ・ウィーク

2011年度スケジュール期間:10/15(土)~10/23(日)

10/15(土) 12:30~ スチューデント ジャズ フェスティバル アクトシティ浜松 中ホール 詳細
10/16(日) 14:00~ ジャズワークショップ ~一流アーティストに学ぶ~ アクトシティ浜松 研修交流センター(2F~3F) 詳細
10/21(金) 18:30~ 親子で楽しむジャズコンサート アクトシティ浜松 研修交流センター音楽工房ホール 詳細
10/22(土) 14:00~ ジャズと落語の粋な関係 佐藤允彦 《じゃず高座》 アクトシティ浜松 研修交流センター音楽工房ホール 詳細
10/23(日) 12:00~ ストリートジャズフェスティバル キタラ(浜松駅北口広場)他 詳細
13:00~ ヤマハ ジャズ フェスティバル イン 浜松 ’11 アクトシティ浜松 大ホール 詳細

街のジャズクラブ

10月27(土)~11月4日(日)のハママツ・ジャズ・ウィーク中は浜松の多くのお店でジャズライブをお楽しみいただけます。詳細

イベント紹介

ヤマハ ジャズ フェスティバル イン 浜松 ‘11

ここにしかない、めぐり合い。
名誉顧問 内田 修

“音楽のまち・浜松”で“ここにしかない、めぐり合い”をテーマに年ごとにファンの熱い期待に応えてきた「ヤマハ・ジャズ・フェスティバル・イン 浜松」。 ─第20回を迎える今回は、ファン待望のピアニスト小曽根真が登場。ジャンルを越えて世界的に活動する小曽根のもとに日本の凄腕ミュージシャンが集結したビッグバンド”No Name Horses”のサウンドは必聴!また、世界トップクラスのトロンボーン奏者ワイクリフ・ゴードンと、アルトサックス多田誠司率いる”the MOST”の競演や、浜松出身のボーカリスト鈴木重子と木住野佳子(Pf)による完成されたデュオの音世界に期待が高まる。

写真:ヤマハ ジャズ フェスティバル イン 浜松 ’11

日時 2011年10月23日(日) 開場12:00 開演13:00 終了16:40(予定)
会場 アクトシティ浜松・大ホール
詳細地図
住所 〒430-0928 静岡県浜松市中区板屋町111-1
入場料 SS席 8,000円(全席指定・消費税込み)
S席 7,000円(全席指定・消費税込み)
A席 5,000円(全席指定・消費税込み)
B席 3,000円(全席指定・消費税込み)
学生席 2,000円(当日指定・消費税込み)
(未就学児の入場はご遠慮ください)
Pコード 137-410
Lコード 42058
チケット・プレイガイドについてはこちら

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PART.I 巨星と最強ユニットの熱い競演 the MOST featuring Wycliffe Gordon

ウィントン・マルサリスのグループやリンカーンセンター・ジャズオーケストラ等で活躍し、今や世界トップクラスのジャズ・トロンボーン奏者、ワイクリフ・ゴードンを迎えるのは、日本を代表するアルトサックスの多田誠司率いる“the MOST”。強烈な個性達が醸し出す深く芳醇な味わいを堪能したい。

Wycliffe Gordon(Tb)

1967年ジョージア州ウェインズボロ生まれ、ルイ・アームストロング(Vo,Tp)、J.J.ジョンソン(Tb)、ジャック・ティーガーデン(Tb)らに影響を受ける。フロリダA&M大学時代にウイントン・マルサリス(Tp)に見出され、ウイントン・マルサリス・セプテットやリンカーンセンター・ジャズ・オーケストラにて注目を浴びる。同オーケストラでは演奏のみならず作曲も手がけるなど中心的役割を担う。 アルバムは1996年、トロンボーンのロナルド・ウェストレイとの共作による“Bone Structure”を皮切りに、クリスクロス・レーベル等から20枚以上をリリース。メロディアスなアプローチと比類ないプランジャーミュートの近代奏法は、現代最高のトロンボーン奏者の一人としての彼の地位を不動のものにしている。演奏家としての活動の他、作曲家として数多くのグループに楽曲を提供し、音楽教育家としても世界中の若者を対象にワークショップを開催するなど精力的に活動中である。
世界のトップ・ジャズ・ジャーナリストで構成されるジャズ・ジャーナリスト協会(Jazz Journalists Association)が選定する、年間最優秀トロンボーン奏者(Trombonist of the Year)に2001年、2002年、2006~2008年に選ばれている。

オフィシャルウェブサイト

写真:Wycliffe Gordon(Tb)

the MOST

2000年に、ラジオ番組への出演をきっかけに結成されたグループ。多田誠司をリーダーに、ピアノの石井彰、ベースの塩田哲嗣、ドラムの大坂昌彦の四人でスタートし、途中、ピアノが片倉真由子に、ベースが上村信にとメンバーチェンジを経ながら10年の長きに渡って活動中。2010年には結成10周年記念コンサートを開催し。同時に通算五枚目となるアルバム「Luminescence」を発売するなど、精力的に活動している。

写真:the MOST

多田誠司(As.Ss.Fl)

1960年、香川県高松市生まれ。大学卒業後、就職のため地元に帰り、セミプロの立場で中四国・京阪神のライブハウスで活動するが、JAZZへの情熱を捨て切れず、1988年上京、都内ライブハウスで活動を開始する。以後、小林洋子(P)グループ等を経て1990年に村田浩&The BOP BANDに参加、CD『The Blues Walk』にて一躍脚光を浴びる。1994年10月にはドラムの猪俣猛氏の『Japan Just Jazz All Stars』の一員として国際交流基金主催のメキシコ公演に参加、1996年3月には大西順子(P)QUINTETの一員としてBLUENOTE東京・福岡・大阪の3週間にわたるツアーに参加し高い評価を得る。1997年に初リーダー作『THE GIG』を発売、SWINGJOURNAL誌主催「日本ジャズ賞」部門で第3位に入る。1998年4月には来日中のBranford Marsalisがこのアルバムを絶賛し、BLUENOTE東京にて共演するチャンスにも恵まれた。また世界的トランペッター日野皓正氏に認められ1999年から2009年まで彼のグループにレギュラーメンバーとして参加。2000年にはNew Unit「the MOST」を結成、2010年8月には5枚目のアルバム「Luminescence」を発売し、現在もメインの活動となっている。2010年度SWINGJOURNAL誌「日本ジャズメン人気投票」でALTO部門第4位。現在「the MOST」の他、『Z’s』『東京LeardersBigBand』等のレギュラーを務める一方、辛島文雄(P)セッション等で活躍中。また演奏活動のかたわら洗足音楽大学およびヤマハミュージックアベニュー銀座アネックス、Da Capoで講師として教鞭をとる。

オフィシャルウェブサイト

写真:多田誠司(As.Ss.Fl)

片倉真由子(Pf)

1980年、宮城県仙台市出身。幼少よりクラシックピアノを始める。洗足学園短期大学入学と同時にジャズピアノに転向、ピアノを今泉正明氏に師事。同大学を首席で卒業後、2002年、バークリー音楽大学より奨学金を受け、入学する。在学中より、ボストン市内のライブハウスで、クリスチャンスコット, デイヴサントロらと演奏を重ねる。2004年、piano achievement awardを受理し、卒業する。卒業後は、ディックオーツ, ジェリーバーガンジーらと演奏を重ね、また、2004年8月に行われたLitchfield Jazz Festivalに、デイヴサントロのピアニストとして出演する。2005年9月、ジュリアード音楽院入学。ピアノをケニーバロンに、アンサンブルをカールアレン, ベンウォルフに師事。在学中より、ハンクジョーンズ, ドナルドハリソン, カールアレン, ベンウォルフ, エディーヘンダーソン, ビクターゴーインズ ,ドミニクファリナッチらと共演する。2006年、Mary Lou Williams Women In Jazz Piano Competitionで優勝し、翌年5月に、同ジャズフェスティバルに自己のトリオを率いて出演する。また、2006年9月に開催されたThelonious Monk International Jazz Piano Competitionのセミファイナリストに選ばれる。現在は自己のトリオをはじめ、広瀬潤次sound of jazz、山口真文カルテット、安ヵ川大樹トリオ、大坂昌彦グループ、中村誠一カルテット、the MOSTなどのメンバーとして活動中。2009年9月には、リーダーアルバム「インスピレーション」をリリース。

オフィシャルウェブサイト

写真:片倉真由子(Pf)

上村 信(B)

1964年12月18日生まれ、群馬県前橋市出身。大学時代にベースを始め、独学。25歳の時にミュージシャンとして生きていく事を決心し、転職。当時住んでいた名古屋で活動を開始する。92年に大坂昌彦&原朋直クインテットに参加。後に上京し、以来、数多くのミュージシャンと共演する。96年にダスコ=ゴイコヴィッチの初来日ツアーおよび、CD "Good Old Days"/Dusko Goykovichのレコーディングに参加。97年には米国ワシントンD.C.のケネディーセンターにて開催されたコンサートに大坂&原クインテットで出演。その他にも原朋直4、大山日出男4、大森明4、椎名豊3、原大力4、岡崎Brothersなど、多くのグループに在籍し、レコーディングやツアーをこなす。
現在は、自分のカルテットでの活動の他、多田誠司the MOST、T.M.D.(東京銘曲堂)、三木俊雄フロントページオーケストラ、福田重男3など、首都圏を中心に様々なセッションで活躍中。ハーモニーセンスの良さと、安定した力強いビートによる的確なサポートで、多くのミュージシャンから厚い信頼を寄せられている。
参加したアルバムは数多く、“Dawn Breaks”を始めとする大坂=原クインテットの全てのアルバムの他に、“Evidence for My Music/原朋直”“Good Old Days/Dusko Goykovich” “Urban Suite/大山日出男”“Hot House/岡安芳明”“Burning Four Nights/川嶋哲郎”などがある。

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写真:上村 信(B)

大坂昌彦(Dr)

1966年 9月28日生まれ。1986年奨学金を獲得し、バークリー音楽大学に留学。在学中にデルフィーヨ・マルサリスのバンドに在籍し全米各地のジャズフェスに出演。NYでの活動後、1990年に帰国。大坂昌彦・原朋直クインテットを結成。アルバム6枚をリリース。うち二枚がスイングジャーナル誌でゴールドディスクに選定される。一方、日米混合バンド、ジャズネットワークスでもアルバム4枚をリリース。自己のアルバムも5枚リリースしており3枚目の「ウォーキン・ダウン・レキシントン」はスイングジャーナル誌で制作企画賞を受賞する。
現在はthe MOST、EQ、M's、Direction等のレギュラーグループで精力的に活動しており、スイングジャーナル誌読者投票ドラム部門では1995年より一位に選出され続けている。洗足学園音楽大学ジャズコースの講師も務めている。

オフィシャルウェブサイト

写真:大坂昌彦(Dr)

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PART.II 深遠なる響きのヴォイスとピアノの出逢い 鈴木重子&木住野佳子 デュオ

出会い、溶け合い、光を放つ、ヴォイスとピアノ。澄んだ歌声でワンアンドオンリーの世界を確立した鈴木重子(Vo)と、優美で端正な旋律を紡ぎ出す木住野佳子(Pf)。深く澄んだその響きは、聴く者をありのまま抱き取り、存在の奥深くに連れてゆく。幾度もの共演を経て、美しく昇華されたデュオの音世界。

鈴木重子(Vo)

ヴォーカリスト。いのちの響きをつむぐ歌い手。浜松市生まれ。母の腕の中で聴いた子守唄の優しい響きが、歌声に触れたはじまり。幼い頃からピアノや声楽に親しみ、東京大学在学中に本格的にボサノヴァ、ジャズヴォーカルを学ぶ。司法試験への挑戦と、ジャズクラブでの活動を続けながら、自身の歩む道を模索。「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」とヴォーカリストの道を選択。95年メジャーデビュー、ニューヨーク「ブルーノート」にて、日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。以後、多くの作品を発表。さまざまなジャンルの曲を、独自のスタイルで表現し、聴き手のこころを静かな場所へといざなう。いのちの響きを紡ぐ歌い手として、学校、病院、福祉施設など分野を越えて活動し、ヴォイスや表現、アレクサンダー・テクニークのワークショップ、講演なども行っている。浜松市やらまいか大使。平和の歌を集めるプロジェクト“Breath for Peace”発起人。NHK「中学生日記」。再春館製薬所“ドモホルンリンクル”CM出演。ピアニスト木住野佳子とのデュオの新作CD ”with you” を2011年1月発表。

オフィシャルウェブサイト

写真:鈴木重子(Vo)

木住野佳子(Pf)

ピアニスト。東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部でクラシックを学び、卒業後、新たな方向性をジャズに求め、ライブ活動を続けるかたわら、坂田明や民謡の伊藤多喜雄のツアーに参加する等、活動の幅をより一層広げる。95年、名門レーベルGRPより日本人初のインターナショナル・アーチストとして世界デビューを飾り、海外での演奏活動も行い、以降、毎年アルバムをリリースする。2010年9月には通算15枚目、CDデビュー15周年記念ベスト盤「The Premium Best –Portrait2-」が発売された。現在は、ソロ、ジャズトリオ、ボサノヴァユニット、withストリングスなど自身のグループの他、鈴木重子、藤原道山、白鳥英美子、上松美香、千住真理子とのコラボレーションなどの演奏、 映画音楽、TV-CMの作曲・演奏など多様な音楽性で活動を展開している。優美で端正なそのピアノとサウンドはジャズの域を超え、独自の音楽性を確立し、不動の人気、実力派ピアニストとしての地位を得ている。

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写真:木住野佳子(Pf)

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PART.III しなやかに疾走する精鋭集団 小曽根真 & No Name Horses

ファン待望のピアニスト小曽根真が、ついにヤマハジャズフェスティバルにやってくる。ジャンルを超えて世界的に活動する小曽根のもとに、日本の凄腕ミュージシャンが集結したビッグバンド“No Name Horses”。スタープレーヤー達がきらめきながら、新たな次元に向かって駆けめぐるサウンドに期待が高まる。

小曽根真 (Pf)

父・実の影響でジャズに興味を持ち独学で音楽を始める。12歳の時にオスカー・ピーターソンの演奏を聴き、ジャズ・ピアノを開始。80年渡米。83年ボストンのバークリー音楽大学、ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年カーネギーホールにてソロ・リサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。同時にゲイリー・バートンのグループに参加、ワールドツアーを開始。この頃からバートンら様々な音楽家に曲を提供するようになる。03年バートンとのデュオ作『ヴァーチュオーシ』(Concord)で、第45回グラミー賞に初ノミネートされる。近年はクラシックにも取り組み、デュトワ、ラヴィノヴィッチ、尾高忠明、井上道義、大植英次らの指揮のもと、シンフォニア・ヴァルソヴィア、新日本フィル、札幌響、大阪フィル、北ドイツ放送響などと共演。
10年、バートンと全国ツアーを行う。同年、ショパンの生誕200年を記念したアルバム『ロード・トゥ・ショパン』を発表し同名の全国ツアーを成功させた。11年、井上ひさしの音楽劇『日本人のへそ』で作曲を担当し、ピアニスト役で出演。このほかFM番組「OZ MEETS JAZZ」の案内役を長年つとめるなど、ジャズの世界を超え幅広く活躍している。最新アルバムは東日本の復興を支援する『Live & Let Live - Love for Japan』および自身のビッグバンドNo Name Horsesのライブ盤『Back at the Club “in Trubute”』。国立音楽大学教授。

オフィシャルウェブサイト

写真:小曽根真(Pf)

No Name Horses

ピアニスト小曽根真が率いる総勢15名のビッグバンド。メンバーはいずれも日本を代表するミュージシャンで、自身のバンドでリーダーを務めるなど大活躍している。
2004年3月、小曽根がプロデュースした伊藤君子(シンガー)のアルバム『Once You've Been In Love 一度恋をしたら』(Video Arts Music)のレコーディングのために結成。当初はこの録音のためだけの臨時編成であったが、ハイレベルなサウンドに大きな手応えを感じた小曽根は、継続して活動することを決意する。
翌年3月、上記アルバムの発売を記念する約1ヵ月に及ぶブルーノート全国ツアーを成功させた。ツアー終了直後、ニューヨークから名エンジニアのジョー・ファーラを招聘して録音を行い、2006年1月にファースト・アルバム『No Name Horses』を発表。小曽根を中心にメンバーが自作を持ち寄り、全曲インストゥルメンタルという強力作になった。『小曽根真 ザ・トリオ』の人気レパートリー「スティンガー」や「スリー・ウィッシズ」のビッグバンド・バージョンも収録し、メンバーによる独創的なアレンジと実力者揃いのパワフルなアンサンブル&ソロが絶賛された。オリジナル作品をレコーディングしコンサートを行っているビッグバンドは世界的にも稀である。
同年1月、世界中から一万人を越える音楽関係者が一同に集う世界最大のジャズ・コンベンション「IAJE (国際ジャズ教育協会)」(ニューヨーク)で演奏し、世界デビューを果たす。スタンディング・オベーションによる大喝采を浴びたこの公演ののち、3月にはファースト・アルバムの発売を記念し、再び日本全国ツアーを行った。
2007年、東京JAZZに参加。シャープでスピード感あふれる、表現豊かなセッションは「着実にこの世界へ新風を送っている」(日本経済新聞)と賞賛される。2008年3月、セカンド・アルバム『No Name HorsesII』を記念し約1ヶ月の全国ツアーで熱いステージを繰り広げた。2009年5月、ラテン音楽をテーマにサード・アルバム『JUNGLE』をリリース。このアルバムに参加しているラテン・パーカッション奏者パーネル・サトゥルニーノをゲストに迎え、全国クラブ・ツアーも成功させた。同年夏には、フランスのラロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭とスコットランドのエジンバラ・ジャズ・フェスティバルに出演し、高い評価を得る。翌2010年7月、ウィーンおよび仏ラロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭にて演奏。

2011年7月、初のライブ盤『Back at the Club “in Trubute”』をリリース。ビッグバンドの超王道の名曲の数々をレコーディングするというNo Name Horsesの新たな試みは発売前から話題を呼び、ジャズの醍醐味が凝縮された1枚として注目を集めている。

写真:No Name Horses

エリック宮城(Tp、Flh)

ハワイ出身。高校卒業後、バークレー音楽院に奨学金で招かれ入学。22歳でBuddy Rich、Woody Herman等のビッグバンドにリード・トランペッターとして招かれる。89年に来日。97年に日本国内最高のメンバーを集め "EM Band"を結成。2000年に初のソロCD「Kick Up」を発表後、「City Of Brass」、「TIMES SQUARE」、「PLEIADES」、「Skydance」をリリース。Count Basie、Dizzy Gilespie、Natalie Cole、Stevie Wonder、Ray Charles、Frank Sinatra、Art Blakey、渡辺貞夫、秋吉敏子、前田憲男、山下洋輔、SMAP、平井堅、V6、Mr. Children、サザンオールスターズ等、国内外の多数のアーティストと共演。

オフィシャルウェブサイト

写真:エリック宮城(Tp、Flh)

木幡光邦(Tp、Flh)

1958年生まれ。中学、高校と吹奏楽部でトランペットを演奏するなかで、ジャズやロックに惹かれ、バンド活動も始める。その後、ジャズへの道を本格的に進み、水野たかしとラッキーマイス、原信夫とシャープス&フラッツ、高橋達也と東京ユニオン、角田健一ビックバンドなどに参加。今までに、UA、かの香織、大黒摩季、真心ブラザーズ、大江千里、サザンオールスターズ、福山雅治、爆風スランプ、DREAMS COME TRUEほか、国内外のアーティストとの共演している。現在は、小曽根真with NO NAME HORSES、エリック宮城EM BAND、守屋純子オーケストラ、山下洋輔JAZZオーケストラに参加。数多くのグループに参加する傍ら、自己の923BIGBANDとHOTCORNETSでのライヴや様々なレコーディングで活躍中。

オフィシャルウェブサイト

写真:木幡光邦(Tp、Flh)

奥村 晶(Tp、Flh)

1967年生。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。北村源三氏に師事。
1988年第57回日本音楽コンクール入選。大学在学中に「宮間利之とニューハード」に入団。以後、渡辺貞夫、猪俣猛、カルロス菅野、小曽根真、他、数多くのグループに参加。コンコードジャズフェスティバル、JVCジャズフェスティバルinニューヨークなど海外のジャズフェスティバルに出演、カーネギーホールでも演奏経験を持つ。2009、2010年夏には「小曽根真&NoNameHorces」の一員としてヨーロッパツアーに参加、南仏でChick Corea と共演する。 またスタジオミュージシャンとして、数多くのアーティストのレコーディングやコンサートに参加している。
2011年度より国立音楽大学ジャズ専修講師。

写真:奥村 晶(Tp、Flh)

岡崎好朗(Tp、Flh)

1971年4月27日生まれ。東京都江東区出身。12歳からトランペットを始め中学生のときに観た”ベニーグッドマン物語”に影響されジャズを聴き始める。17歳でジャズを演奏し始め、五十嵐一生、村田浩に師事。1990年夏にBerklee In Japan セミナーに参加し奨学金を獲得して、1991年にボストンのBerklee College of Musicに留学。在学中はボストンを中心に様々なジャンルの演奏活動をし、学内ではハーブポメロイの"Recording Band"で活躍。1994年、同校パフォーマンス科を卒業し帰国。帰国後は、中村誠一クインテット、多田誠司、大西順子セクステット、小林陽一&グットフェローズ、日野元彦セクステット等のバンドで活躍。1997年春、大西順子と国内の"Bluenote"ツアー(東京、大阪、福岡)に参加。1997年、小林陽一&グットフェローズの一員としてNew Yorkにある"Birdland"に出演しライブレコーディングをする。2003年、自己のQuintet"OKAZAKI BROTHERS"(ts:岡崎正典・p:三木成能・b:上村信・ds:吉岡大輔)でデビューアルバム"HANK'S MOOD"をイーストワークスエンターテイメントより発売。2005年にNYに拠点を移し、同年アーティストビザ取得。渡米中は多くのジャズクラブ(Blue Note, Birdland,Dizzy's club coca-cola, Iridium,Sweet Rhythm, Kitano等)で演奏し、Mingus Bigband, Mingus Dynasty, Velery Ponomarev Bigband, 小曽根真No Name Horses等で活躍。2008年に東京に拠点を戻し、ライブ、コンサート、レコーディングなどで活躍中。

写真:岡崎好朗(Tp、Flh)

中川英二郎(Tb)

5歳よりトロンボーンを始める。東京芸大附属高校に在学中、91年初リーダー作「中川英二郎 & FUNK'55」をニューヨークで録音。以来、ジャズやクラシックなどのライブ活動や、映画やTVドラマに至る幅広いジャンルの録音でその存在をアピールする。07年日本人として初めて“トニー賞2007”に出演し、また世界屈指のジャズ・トロンボーン奏者たちが集結する「Super Trombone」のレコーディングに参加。08年12月にリーダー第4作「E」を発表し、小曽根真氏とのデュオで全国6都市のコンサートを行った。また同年に放映されたNHK連続テレビ小説『瞳』のテーマ音楽を演奏し、注目を集める。現在、今年4月より新設された、国立音楽大学ジャズ専修の講師を務める。

オフィシャルウェブサイト

写真:中川英二郎(Tb)

片岡雄三(Tb)

1967年11月22日東京生まれ。中学校の吹奏楽部でトロンボーンを吹き始める。高校在学中より『宮間利之とニューハード』に参加。その後5年間活動する。1991年5月にニューハードを退団してジャズトロンボーン奏者として様々な活動を展開する。現在は自己のバンド『片岡雄三QUARTET』での活動の他、ピアニストの小曽根真率いる『ノー ネーム ホーセス』、『原 信夫と#&♭』、『フロントページ』、『守屋純子オーケストラ』などのビックバンドに参加。渡辺貞夫、日野皓正、北村英治、椎名豊、大坂昌彦、原朋直、川島哲郎、谷口英治などのコンボのソリストとしても参加。2008年度のスウィングジャーナル誌『第58回読者人気投票』トロンボーン部門で第1位に選出される。2008年より日本音楽家協会理事に就任する。同年にアメリカの『コーン・セルマー社』のアーティストに日本のプレイヤーとして初めて迎えられる。2009年度より昭和音楽大学ジャズコースの講師に就任。2006年6月にスキップレコード社より初リーダーアルバム『片岡雄三QUARTET』 をリリース。2010年9月20日には『片岡雄三QUARTET』の2ndアルバムがスキップレコード社より発売された。

写真:片岡雄三(Tb)

山城純子(B-Tb)

福岡市出身。中村学園女子高校吹奏楽部にてトロンボーンを始める。東京音楽大学卒業。卒業後はフリーで主にクラシック音楽(オーケストラ、アンサンブル、ミュージカル等)を中心に活動していたが、渡辺貞夫Big Bandをきっかけにジャズを始める。現在、スタジオワークの他、小曽根真&No Name Horses、エリック宮城&EM BAND、木幡光邦923Big Band、守屋純子オーケストラ、山下洋輔Big Bandで活動中。趣味は愛犬(柴犬のゴンくん1歳)の世話。

写真:山城純子(B-Tb)

近藤和彦 (As、Ss、Fl)

山梨県甲府市出身。山野BBコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞、在学中よりプロ活動を始め、米米クラブ、宮間利之&ニューハード、渡辺貞夫、松岡直也、菊池ひみこ、高橋達也などのバンドに参加。現在、自己のグループの他、小曽根真No Name Horses、熱帯JAZZ楽団、エリック宮城EMバンド、守屋純子オーケストラ&6tet、向井滋春5など多数のレギュラーグループ、セッションなどで活動する他、スタジオミュージシャンとしてPOPS、TV、CMなど数多くのレコーディングに参加、鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団との共演など、ジャンルにとらわれない幅広い活動をしている。サックスをフィル・ウッズ、ディック・オーツに師事。昭和音楽大学非常勤講師。‘09年リーダーアルバム『SUBSTANCE』リリース。

オフィシャルウェブサイト

写真:近藤和彦 (As、Ss、Fl)

池田 篤(As、Fl)

1963年横浜生まれ。国立音楽大学器楽科卒。在学中より同窓の椎名豊(p)五十嵐一生(tp)と活動を始め、山下洋輔(p)のグループなどに参加した。85年、山野ビッグバンド・コンテストで優秀ソリスト賞受賞。90年に渡米し、Marcus Belgrave(tp)との共演を通じて多大な影響を受けた。95年帰国後CD『Everybody's Music』を発表。その後6枚のリーダーアルバムを発表している。現在は、自己のグループの他、辛島文雄(p)クインテット、Jay Thomas(tp)小濱安浩(ts)と共に結成した日米混合バンド The East West Alliance などで活動。
著作に『The Jazz道 アドリブの扉』『The Jazz道 アドリブの極意』。国立音楽大学ジャズ専修准教授、ルーツ音楽院講師。

写真:池田 篤(As、Fl)

三木俊雄(Ts)

1963年大阪府生まれ。
関西大学卒業。バークリー音楽大学卒業。サックスをビル・ピア ース、ジョ−・ヴィオラに、アレンジをハーブ・ポメロイ、フィル・ウィルソンに師事。故 世良譲、 辛島文雄、塩谷哲(p)、宮之上貴昭(g)らをはじめ、さまざまなセッション、ジミー・スコット(vo)の来日公演、および自己の率いる『フロントページ・オーケストラ』の活動を続け、2004年アルバム『ハーモニー・オブ・ザ・ソウル』をリリース。ジャズシーンのみならずR&BシンガーDOUBLE、ギタリスト押尾コータロー等とののコラボアルバムを手掛ける。小曽根真率いる『No Name Horses』のメンバーとして国内外のコンサートに出演、またアルバムごとに楽曲を提供する一方、佐山雅弘クロニクルバンドのコンサートマスターを務める。スイング・ジャーナル誌人気投票において、テナーサックス部門第3位、コンポーザ-・アレンジャー部門第5位、('06,'08) ビッグバンド部門においてフロントページ・オーケストラが第6位('06~'08) を獲得している。なお1997年4月から東京FM デジタル衛星放送チャンネル、ミュージックバードch8にてジャズ番組『オープンセサミ』のパーソナリティーを11年間努めた。尚美学園大学 芸術情報学部 音楽表現学科 非常勤講師

写真:三木俊雄(Ts)

岡崎正典(Ts、Cl)

高校時代、吹奏楽部に所属し、クラリネットを演奏する。法政大学入学を期に、テナーサックスに転向、法政大学ニューオレンジスウィングOrch.でJAZZと出会う。卒業後、バークリー音楽大学の奨学金を得て留学。在学時、ジョージ・ガゾーン、ビル・ピアース両氏に師事し、1998年5月卒業。帰国後、大坂昌彦グループ(ds)や塩田のりひでグループ(b)、また実兄である岡崎好朗(tp)との岡崎ブラザーズなどで活躍。ビッグバンドの一員として、CUGジャズオーケストラ、内堀勝ビッグバンドなどに、参加。2003年、マンハッタン・トランスファーの日本ツアー参加。2006年、小曽根真(P)率いるNo Name Horsesの一員として、ニューヨークで行われたIAJEでのコンサート、また、ブルーノート全国ツアーにも参加。

写真:岡崎正典(Ts、Cl)

岩持芳宏(Bs、Cl)

1963年岩手県盛岡市生まれ。父の影響で幼少より種々の管楽器に慣れ親しみ、ごく自然にクラリネットからバリトンサックスに至るまで独学にてマスター。 高校在学中よりジャズに興味を持ち、大学時代にライブ活動を開始。2000年、C.U.G.ジャズオーケストラリーダー小濱安浩氏の熱い薦めによりバリトンサックスに専念する事を決意。同時にC.U.G. JazzOrchestra入団。現在は小曽根真&No Name Horses 、C.U.G.JazzOrchestraを中心とし、数々のセッションで活躍中。

写真:岩持芳宏(Bs、Cl)

中村健吾(B)

1965年3月29日、大阪市出身。1991年、バークリー音楽大学卒業後、ニューヨークへ移る。1997年、ウイントン・マルサリスが音楽監督を務めるリンカーンセンター・ジャズ・オーケストラに参加。マルサリス・カルテットのメンバーとして、クリントン前大統領主催のプレジデント・サミットで演奏する。1998年、サイラス・チェスナット・トリオに加入。2000年、渡辺貞夫カルテットツアーに参加。2001年、小曽根真プロデュースのデビューアルバム「Divine」(Verve) を発表、現在までに5枚のリーダー作をリリース。グラミー賞にノミネートされたマルサリスのアルバム「Live at the House of Tribes」(Blue Note) では、クインテットのメンバーとしてライブレコーディングに参加。小曽根真率いるビックバンド「No Name Horses」のメンバー。2010年8月、これまでのリーダー作からコンパイルしたベスト盤「Rainbow」(55 Records) をリリース。

オフィシャルウェブサイト

写真:中村健吾(B)

高橋信之介(Ds)

1978年、神奈川県出身。14歳でドラムとピアノを始める。1997年、洗足学園短期大学ジャズコースに入学。在学中より中村誠一(sax)グループでプロデビュー、様々なバンドで活動する。洗足学園卒業後は山下洋輔(p)、宮之上貴昭(g)のレギュラードラマーとして迎えられ国内外で演奏するほか、辛島文雄(p)、伊藤君子(vo)などのバンドで活躍。2002年、山下洋輔プロデュースによる初リーダーアルバム「Rumination」をリリースした後、更なる発展を求めNew Yorkに活動の拠点を移す。渡米後はEric Lewis(p)のトリオのメンバーとして活動する傍ら様々なミュージシャンと共演する。2005年にMarcus Printup(tp)のバンドでアメリカ国内ツアー、レコーディングに参加するほかGrady Tate(vo),Michael Kanan(p),Elderjangirov(p)の グループで活躍。現在の活動は小曽根真(p)No Name Horses、山下洋輔(p)ビックバンドのメンバーとしてまた辛島文雄(p)、中村健吾(b)、中川英二郎(b)などのバンドで年に数回日本国内、ヨーロッパでのツアー。New YorkではDon Friedman(p),Lew Tabackin(sax,flute),秋吉敏子(p),Eric Person(sax)のバンドで活躍するほか様々な著名ミュージシャンと競演している。2011年、山下洋輔、池田篤、中村健吾をメンバーに向かえ、新宿ピットインでライブ録音された自身2枚目のリーダーアルバム「Blues 4 Us」を発表。

写真:高橋信之介(Ds)

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