The 25th Anniversary ハママツ・ジャズ・ウィーク

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2016年度スケジュール期間:10/15(土)~10/23(日)

10/15(土) 12:30~ スチューデント ジャズ フェスティバル アクトシティ浜松・中ホール 詳細
10/16(日) 14:00~ 親子で楽しむジャズコンサート クリエート浜松・ホール 詳細
10/17(月) 19:00~ Jazzy Night!~ジャズで楽しむJ-POP~ Porte Theater 詳細
10/18(火) 19:00~ JAZZトーク~秋JAZZはピアノからはじめよう!~ トゥルネ・ラ・パージュ 詳細
10/20(木)   出前ジャズコンサート 浜松市内の小学校(2校) 詳細
10/21(金)
10/22(土) 14:00~ ジャズと落語の粋な関係
佐藤允彦 《じゃず高座》
アクトシティ浜松 研修交流センター音楽工房ホール 詳細
15:00~ VJO公開ビッグバンド・クリニック アクトシティ浜松・大ホール 詳細
10/23(日) 11:30~ ストリート ジャズ フェスティバル キタラ(浜松駅北口広場)他 詳細
13:00~ ヤマハ ジャズ フェスティバル アクトシティ浜松・大ホール 詳細

街のジャズクラブ

10月15(土)~10月23日(日)のハママツ・ジャズ・ウィーク中は浜松の多くのお店でジャズライブをお楽しみいただけます。詳細

イベント紹介

ヤマハ ジャズ フェスティバル

我が国で催される数多いジャズフェスティバルの中でもその独自性が高く評価されているヤマハ ジャズ フェスティバル。ジャズの偉大なミュージシャン・作品との出会いをキーワードに、将来を担う有望な新進ジャズミュージシャン、日本のジャズの真髄を次世代に伝えるベテランミュージシャンと多様な顔合わせにより“ここにしかない、めぐり合い。”を実現してまいりました。

今回は、スペインの世界的コンクールで優勝するという日本人初の快挙を成し遂げたフラメンコ・ギタリスト沖仁と、名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト渡辺香津美によるギターデュオのほか、繊細な表現力と情熱的な演奏で世界を舞台に活躍するジャズ・ヴァイオリニスト寺井尚子、「サドメル※」の後継バンドとして結成から50周年を迎え、これまでグラミー賞をはじめ数々の賞を受賞してきたニューヨークの名門ジャズビッグバンド「ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ」が出演するなど、充実した内容で開催します。

※サドメル:1966年に結成された、ジャズ史が誇る最強のビッグバンド「サド・ジョーンズ&メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ」の略称。

写真:ヤマハ ジャズ フェスティバル

日時 2016年10月23日(日)
開場=12:00、開演=13:00、終了=16:30(予定)
会場 アクトシティ浜松・大ホール
住所 〒430-0928 静岡県浜松市中区板屋町111-1
入場料 SS席 8,000円(全席指定)
S席 7,000円(全席指定)
A席 5,000円(全席指定)
B席 3,000円(全席指定)
学生席 2,000円(当日指定)
※未就学児入場不可
名誉顧問 内田修
Pコード 301-805
Lコード 45205
チケット・プレイガイドについてはこちら
併催 内田修ジャズコレクション

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PART.1 狂熱のギターデュオ/沖仁 con 渡辺 香津美

スペインの世界的コンクールの国際部門で日本人初の優勝を成し遂げたフラメンコ・ギタリスト沖仁と、世界を舞台にボーダレスに活躍し、今年ギター生活45周年を迎えた日本のトップ・ジャズ・ギタリスト、渡辺香津美。ジャンルを超えた熱い音楽の対話。

沖 仁(G)

1974年生まれ。14歳より独学でエレキギターを始める。高校卒業後、カナダで一年間クラシックギターを学ぶ。その後、スペインと日本を往復し20代を過ごす。一時帰国中の1997年、日本フラメンコ協会主催新人公演において奨励賞を受賞。2000年5月帰国。 2006年、3rdソロアルバム「ナシミエント~誕生~」でメジャーデビュー。同年12月には、NHK「トップランナー」に出演。07年4月~NHK大河ドラマ「風林火山」紀行テーマ曲を担当。2010年7月、スペイン三大フラメンコギターコンクールのひとつ「第5回 ムルシア "ニーニョ・リカルド" フラメンコギター国際コンクール」国際部門で優勝。日本人として初の快挙を成し遂げた。同年9月にはデビュー10周年ベストアルバム「MI CAMINO~10年の奇跡~」をリリース。同月、コンクールに挑む様子を密着取材したTBS系「情熱大陸」がオンエアされ、大きな反響を呼ぶ。2013年、各界のトップ・アーティストを迎え、ジャンルを超えた音の対話を繰り広げるコラボ・アルバム「Dialogo [ディアロゴ] ~音の対話~」をリリース、アルバム発売記念ツアーのファイナル公演として7組の豪華ゲストを迎え東京・Bunkamuraオーチャードホールで開催。2014年には同公演の模様を記録したライブDVDライブDVD Dialogo [ディアロゴ] ~Live at Orchard Hall~をリリースした。 2014年秋より、フジテレビ「ヨルタモリ」に常連客として度々出演。2015年8月、日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト渡辺香津美との、ジャンルを超えた熱い共演を収録した2枚組ライブ・アルバム「沖仁 con 渡辺香津美/エン・ビーボ!~狂熱のライブ~」をリリース。また、2016年1月より野村不動産「プラウド」TVCM楽曲のプロデュースと演奏を担当。現在は東京を拠点にし、ソロ活動を中心に、国内外のアーティストとの共演、プロデュース、楽曲提供等を精力的に行っている。

オフィシャルウェブサイト

写真:沖 仁(G)

渡辺 香津美(G)

1953年東京都渋谷区生まれ。血液型A型。
名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異の天才ギタリスト出現と騒がれて以来45年にわたり、常に最先端インストゥルメンタル・ミ ュージックを創造し第一線で活躍。その速いテンポで繰り出される魅惑のアドリブと芳醇な旋律、演奏技術を緻密に組み合わせることで、音の一つ一つに豊かな表現力を含ませ、独自の<カズミサウンド>を創り出すことでも定評がある、まさしくワン・アンド・オンリーの存在。‘79年、坂本龍一と結成した伝説のオールスターバンド<KYLIN(キリン)>を皮切りに、YMOのワールドツアーへの参加が、KAZUMIの名を世界的なものにする。‘80年の記録的な大ヒットアルバム<トチカ>に代表されるジャズ・フュージョン界のアイコンとしてフィールドを牽引する。これまでに歴史に残る音楽家をはじめ、内外トップミュージシャンとの共演数も群を抜き、国内はもとより世界中で公演。
現在はジャズ・フュージョンにおける多様なプロジェクトと並行し、アコースティックを中心としたソロワーク<ギター・ルネッサンス>シリーズでのアルバムリリース、ライブツアーを行い、海外フェスティバルからもソロおよび自身のプロジェクトで招聘され、国内と半々のバリューで活動を展開中。生粋のインプロヴァイザーたる資質を活かし、作・編曲においても独自の世界を構築。クラシックギター界からの委嘱作品も好評を博す。さらに舞台音楽のプロデュース、映画音楽への演奏提供など活動は多岐にわたる。近年では<アランフェス協奏曲>を軸にオーケストラとの饗宴、3台のギターによる編曲と演奏など求道心とギターへの愛はゆるぎない。エッセイ執筆、テレビ、ラジオ等のメディアでの露出も多く、『いち国民いち楽器』を提唱し、広く音楽文化に貢献。洗足学園大学ジャズコース客員教授。

オフィシャルウェブサイト

写真:渡辺 香津美(G)

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PART.2 時代をまとうミューズ、降臨。重なるアレグリア/寺井尚子クインテット ゲスト ウィリアムス浩子

一度でも聞けば、とりこになる。ヴァイオリンの魔法使い、寺井尚子。音が流れる。その瞬間からどうにも目が離せなくなる。魅入られる喜び。魂を抜かれるがごとく。歌うのは静岡出身、ここ数年で注目度がうなぎのぼりのウィリアムス浩子。Part2、拡がる歓喜の世界を楽しみたい。

寺井 尚子(Vln)

4歳よりヴァイオリンを始め、1988年、ジャズ・ヴァイオリニストとしてプロ・デビュー。
来日中だったジャズ・ピアニスト、ケニー・バロンとの共演をきっかけに、ニューヨークでのレコーディングに参加し一躍注目を集める(1997年)。
その後も寺井尚子ならではの表現力ゆたかな演奏スタイルで人気の高いコンサートを中心に、テレビ、ラジオ、CMへの出演など、幅広く音楽活動を展開している。最新作『トワイライト Twilight』(2016年3月23日リリース)をはじめ、年1作のペースで発表しているオリジナル・アルバムはいずれもジャズのアルバムとして異例のセールスを記録している。
また、リシャール・ガリアーノ、リー・リトナー、ボブ・ジェームス、ハービー・ハンコックなど、世界的アーティストとも国内外のステージで数多く共演を重ね、好評を博している。繊細な表現力と情熱的な演奏にますます磨きがかかる、世界を舞台に活躍するジャズ・ヴァイオリニストである。
「平成21年度 文化庁芸術選奨 文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」(2010年)受賞。その他、ジャズ・ディスク大賞<日本ジャズ賞>(2005年)、日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー<邦楽>(2004年)、スイングジャーナル誌ジャズメン読者人気投票<ジャズマン・オブ・ザ・イヤー>、<アルバム・オブ・ザ・イヤー>、<MISC. INSTRUMENTS(その他の楽器)>等、受賞歴多数。

オフィシャルウェブサイト

写真:寺井 尚子(Vln)

ウィリアムス浩子(Vo)

2012年よりリリースしたアルバムが5作連続ジャズチャート1位を記録中。
全国でのライブ・ツアー活動のほか、ラジオ番組「MY ROOM JAZZ」のパーソナリティーも務める。
現在の放送局はMRO北陸放送、RNC西日本放送。
2016年4月よりABS秋田放送、RKK熊本放送、JRT四国放送、RKC高知放送でも番組開始。2013年、アルバム「A Wish」が「ジャズオーディオ・ディスク大賞(ジャズ批評誌)」ヴォーカル部門において銅賞を受賞。
ビルボードJapanで2位を記録。2014年4~6月のANA国際線機内プログラムに採用。
2014年、アルバム「MY ROOM side1」が「ジャズオーディオ・ディスク大賞(ジャズ批評誌)」ヴォーカル部門で日本人初となる銀賞を受賞し、オリコンでも邦楽全体のトップ10入りを果たすなど、ジャンルの枠を超え話題に。
2015年10月、名古屋ブルーノート公演、12月には渋谷マウントレーニアホールでのツアーファイナル・ワンマンコンサートを満席にし大称賛を浴びる。
2016年1月、amazonジャズ・フュージョンカテゴリーにてアルバム2作が2015年の年間セールス・トップ20に入り、邦人1位となる。
2016年5月、アルバム「MY ROOM side4」が発売2週間でオリコンインディーズ8位を記録。amazonジャズチャートでは発売前の予約から1位となる。
作編曲家・服部克久氏に「最高のエンジンを積んだロールスロイスが時速100kmで優雅に走るよう」と称されたその歌声は世界にも広がり始め、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパ各国やアジアのオーディオショップでもアルバムが人気を呼んでいる。

オフィシャルウェブサイト

写真:ウィリアムス浩子(Vo)

佐山 雅弘(Pf)

国立音楽大学作曲科在学中より音楽活動を開始。1984年から現在までリーダー作として20枚、PONTA BOXとして10枚のアルバムをリリース。美しさと激しさが渾然となったピアノプレイはすべての聴衆を魅了し、共演するあらゆるジャンルのアーティストたちからも絶大な信頼を得ている。作・編曲家としても高い評価を得ており、コンサートやTV番組の音楽監督も数多く手がける。「モントルー・ジャズフェスティバル」など、ジャズフェスティバルやフジテレビ系「ニュース JAPAN」へのレギュラー出演などで、日本を代表するピアニストとしての地位を不動のものとした。ミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザー、昭和音楽大学特任教授、名古屋音楽大学客員教授、国立音楽大学応用演奏科非常勤講師。2015年より「寺井尚子クインテット」に参加。

オフィシャルウェブサイト

写真:佐山 雅弘(Pf)

金子 健(B)

国立音楽大学卒業後演奏活動を開始。同時に高校の音楽講師も6年間つとめる。コントラバスを松野茂、永島義男両氏に、ジャズ・ベースを池田芳夫氏に師事。1993年、岡安芳明(g)「Midnight Groove」に参加後、山本剛(p)、大隅寿男(ds)、阿川泰子(vo)等、多くのミュージシャンと共演。2005年、リーダー作「I Like It !」Ken's Trio+1を発表後、3枚のCDをリリース。以降、山下洋輔(p)Special Big Band、寺井尚子(vln)カルテット、矢野沙織(as)カルテット等のツアーやレコーディングにも参加。2010年、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)とのリーダーユニット"KBS TRIO"のアルバム「What Am I Here For」を発売、スイングジャーナル誌ゴールドディスク受賞。2012年「RESONANCE」、2015年「Delight」発売。2006年より国立音楽大学講師も務め、後進の指導にもあたっている。1964年、東京生まれ。

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写真:金子 健(B)

荒山 諒(Dr)

小学生の時にjazzとdrumsに出会い、big band jazzにのめり込む。その頃より地域のイベントや愛知万博、東京ディズニーリゾートでの演奏など、数々のステージを経験。「第11回ハママツ・ジャズ・ウィーク 選抜スチューデント ジャズ フェスティバル in 浜松 '02」、「JAPAN STUDENT JAZZ FESTIVAL 2007」にて個人賞を受賞。その間、神田秀雄、黒田和良両氏に師事。昭和音楽大学ジャズコース入学と同時に上京、小山太郎氏に師事。昭和音楽大学特別賞を受賞し卒業。レコーディングやライブサポート、ミュージカル等、首都圏を中心に活動。2015年より「寺井尚子クインテット」に参加。1991年生まれ、愛知県名古屋市出身。

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写真:荒山 諒(Dr)

松岡“matzz”高廣(Per)

tres-men/quasimodeなどをはじめ、国内外で活躍するパーカッショニスト。その他、パーカッション・ドラムで多方面において、セッション・サポートなど精力的に活動している。常日頃から魂のこもった情味ある物を表現しようと心がけている。また、DJとしても活動中でパーカッショニストならではの選曲に定評がある。2012年よりDJ櫻井喜次郎らと立ち上げたtres-menでは、14年1月、2ndアルバムをリリース。六本木Vanilla moodでのコンガワークショップやアパレルブランド「montyacc」の主催、NHK Eテレでテーマ曲を担当した番組「資格☆はばたく」ではレポーターを務めた経験もあり、その活動は多岐に渡る。寺井尚子のアルバム『Very Cool』(2014年リリース)に参加、2015年より「寺井尚子クインテット」に加入。

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写真:松岡“matzz”高廣(Per)

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PART.3 サドメルから1/2世紀、脈打つジャズの系譜/ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ

これぞモダン・ジャズ。奇跡のオーケストラ。納得の充実がそこにある。モダンジャズってどういう音楽?ジャズのビッグバンドってどんな感じ?そんなあなた。王道、老舗バンド、感銘、世界最高峰・・・と並べるよりも、さあ、彼らの前に座って。人生にジャズ。そう、こういうことなんだ。

ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ
Established by Thad Jones & Mel Lewis

写真:ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ エスタブリッシュト・バイ・サド・ジョーンズ&メル・ルイス

今年結成50周年を迎えた伝統と革新を併せ持つビッグバンド。ジャズ界の巨匠Thad Jones とMel LewisによってThad Jones and Mel Lewis Jazz Orchestraとして1966年に結成され、現在まで50年に渡り、ニューヨークの名門ジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」にて毎週月曜日に演奏を続けている。その後メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ時代を経て、1990年より現在の「ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ」として活動を開始。サドメル時代・メル時代の楽曲のみならず、常に新しい楽曲を取り入れ、新しい音楽スタイルを模索していく姿に世界中のジャズミュージシャンとファンが憧れるジャズ界のリーダー。
アメリカ国内をはじめ、イタリア・オランダ・ドイツ等ヨーロッパや台湾・日本等アジアでのツアーと教育活動を精力的に行うほか、制作活動にも熱心。2003年以降発売したアルバム全てがグラミー賞にノミネート・2度の受賞を誇り、2014年に発売した「OverTime/ Music of Bob Brookmeyer」も57回グラミー賞にノミネートされた。(ノミネート8回受賞2回)
日本では、リーダーの一人ダグラス・パーヴァイアンスが日本で実施したトークショーを元にした書籍『前に進む力』(ディスカヴァー21発行/2011年)がロングセラー(発売以来現在までアマゾンレビューが最高の★5つをキープ)であることや、毎年日本公演で行われるワークショップの充実ぶりでも知られ、若い学生ファンから年配のジャズマニアまで幅広いファン層を持つ。

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