曽根麻央 “Brightness of the Lives”
with スペシャル・ゲスト 馬場智章
トランペット/ピアノの“ジャズ二刀流”としてその才能が高く評価されているJ-Jazz界のニューヒーロー曽根麻央。躍動感あふれる作曲に、全てを貫き輝くトランペットと情熱的なピアノが生彩を放つ新作アルバム“Brightness of the Lives”は、今回のステージを共にするバークリー音楽大学留学時の盟友らと作り上げた秀逸なバンドサウンド。ゲストにテナーサックスの俊英 馬場智章が加わり、才気あふれる気鋭たちがクリエイティブな世界を発信する。
幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。在学中よりニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドを率いてニューヨークのブルー・ノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年拠点を東京に移しメジャー・デビュー。2019年には児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。世界的トランペッター、タイガー大越のピアニストとして中国ツアーに参加。2021年には自身のバンド「Brightness of the Lives」が ブルーノート東京出演を果たす。またKevin Hæfelin監督作品『トランペット』の主演と音楽を担当し、世界各国の映画祭で賞を受賞する。
2022年には4年ぶりのリーダー作『Brightness of the Lives』をリリースし、雑誌『ジャズ・ジャパン』の表紙を飾るなど話題となる。
1993年北海道札幌市出身。7歳でパーカッションを始め、斎藤不二男氏に師事。
高校卒業後、奨学生としてバークリー音楽大学に入学。音楽理論、演奏法をEGUIE CASTRILLO, TIGER OKOSHI, MARK WALKER, OSCAR STAGNARO, JIM ODGRENに師事。また、在学中にCARLOS VIVES, YOSVANY TERRY, OSCAR FELDMAN, TERENCE BLANCHARD, JON SECADA, DARREN BARRETT, SIVAMANI, RUBEN RADA,TOTÓ LA MOMPOSINA, MANE DE LA PARRA等様々なアーティストと共演。
2016年秋にバークリー音楽大学学士号を得て卒業。
2014年にキューバで開催された大会“FIESTA DEL TAMBOR 2014”にて最優秀外国人賞を受賞。キューバにてJOSE LUIS QUINTANA “CHANGUIUTO”, ADEL GONZALEZ, ADONIS PANTAR CALDERON, BARBARO CRESPO”MACHITO”, OSAIN DEL MONTEに師事。
在学中から様々なバンドでカナダのモントリオール国際ジャズフェスティバル、カリフォルニアのモントレージャズフェスティバル、ワシントンのDCジャズフェスティバルなどの国際ジャズフェスティバルに出演。自身が参加するラテントリオMIXCLAでBOSTON MUSIC AWARD 2018,2019のINTERNATIONAL ARTIST OF THE YEARにノミネートされる。また全世界売り上げ600万本を超えるビデオゲーム“FINAL FANTASY XV SOUNDTRACK”や現在放送中のアニメ“DR.STONE ORIGINAL SOUNDTRACK”などラテン音楽のみならず、様々なジャンルのレコーディングにも参加。
2020年度から拠点をNYに移してからも、PAQUITO D’ RIVERAやDARREN BARRETTなど様々なアーティストと共演。また来年にはトニー賞受賞のDANIEL SULLIVAN監督のオフブロードウェイミュージカル”THE VISITOR”にPERCUSSIONIST/ACTORとして参加している。
馬場智章(Ts)
Musician / Saxophonist / Composer / Arranger
2005年タイガー大越氏により開催されたBerklee College of Musicタイアップの北海道グルーブキャンプを受講し優秀賞受賞、2010年、Terri Lyne Carrington(Dr)が指揮す るBerklee Summer Jazz Workshopのメンバーに選抜され奨学生として参加。2011年、バークリー音楽院に全額奨学生として入学以来、Terri Lyne Carrington(Dr)、Terrence Blanchard(Tp)、Jamie Callum (Vo,Pf) 等のグラミーアーティストと共演。
2016年から4年間“報道ステーション”のテーマ曲を自身も所属するバンド“J- Squad”で手掛け、UNIVERSAL MUSIC JAPANよりアルバムJ-Squad、J-Squad iiをリリースしBlue Note Tokyo、Fiji Rock Festival 17などにも出演。ファッションブ ランド“TAKEO KIKUCHI”ともコラボレーションを行う。
2020年に自身初のリーダーアルバム『Story Teller』をリリース。2022年4月、2ndアルバム『Gathering』をリリース。
デイヴィッド・フォスター プロデュースのディズニー公式アルバム『We Love Disney』に参加。アンドレア・ボチェッリCINEMA WORLD TOUR日本公演にスペシャル・ゲストとして出演、デュエット共演。イギリスのテレビ放送局ITV からの依頼により、ITVラグビーワールドカップ2019日本大会放送テーマ曲「World In Union」ではエミリー・サンデーとデュエット歌唱、配信中。同曲のソロ・ヴァージョンは『ディーヴァ・アンド・ディーヴォ・フロム・ラグビー・トーナメント2019』にも収録された。「Merry Christmas Mr. Lawrence~Somewhere Far Away」をキャサリン・ジェンキンスとレコーディング。
NHK「おとなの基礎英語」ネイティヴ・ゲストとして2年レギュラー出演。国際放送NHKワールド『KABUKI KOOL』では片岡愛之助さんとナビゲーターを担当中。TOKYO FMとFM OH!放送『Peace of Mind ~土曜の朝のサラ・オレイン』では長年パーソナリティ&自らスクリプト・ライティングをこなす。
デビュー10周年記念アルバム『One』を2022年5月20日にリリース。
中林万里子(Pf)
Piano / Keyboards
甲陽音楽学院、のち、バークリー音楽大学で、ジャズピアノ、作編曲を学ぶ。
現在さまざまなアーティストとの共演、楽曲提供、レコーディングなどを重ねている。
自身がキーボード・アレンジを担当するプロジェクト「luv city」のアルバムが、ニューヨークのFM局WBAIで、2009年のベスト・アルバムに選ばれる。またDiana Waiteをフィーチャーしたシングル『Steppin’ Out』は全英でリリースされる。
1967年東京生まれ、福岡育ち。
12歳でギターを始め、中高生の時期よりギター、ドラム、キーボード、ベースなど様々な楽器でステージに立つ。東京芸術大学に進学、在学中に葉加瀬太郎らとクライズラー&カンパニーを結成。セリーヌディオン、デビッドフォスターとの供作、「TOO LOVE YOU MORE」がミリオンセラー。1996年日本ゴールドディスク大賞グランプリ。解散後MISIAのツアーをきっかけにベーシスト、サウンドプロデューサーとして活動を始め現在に至る。ベーシストとしてMISIA、平原綾香、久石譲、中島みゆき、椎名林檎、今井美樹、近年では桑田佳祐、薬師丸ひろ子、松下奈緒、他多数のアーティストをサポート。編曲家として南佳孝、平原綾香、中山美穂、ヴァイオリニスト古澤巌への楽曲提供、サウンドプロデュースを手掛ける。
高橋信之介(Dr)
1978年神奈川県生まれ。洗足学園短期大学ジャズコース在学中より演奏活動を開始。99年卒業後、山下洋輔、辛島文雄、宮之上貴昭、伊藤君子等のレギュラー・ドラマーとして活動。2002年、初リーダー作『ルミネーション』発表。同年、活動の拠点をニューヨークに移す。小曽根真 No Name Horsesに加入。ニューヨークではEric Lewis, Marcus Printup, Lew Tabackin, 秋吉敏子, Don Friedman, Eric Person, Grady Tate, など多数のバンドで活動。
2011年、山下洋輔、池田篤、中村健吾の参加を得て、アルバム『Blues 4 Us』を発表。
2016年 活動の拠点を再び日本に移す。
現在では小曽根真、山下洋輔、エリック宮城Blue Noto Tokyo All Star Big Band等で活動中。
大阪音楽大学卒業後「北野タダオ&アロージャズオーケストラ」「HUMAN SOUL」などに参加し1992年に上京。
「内堀勝MUビッグバンド」「角田健一ビッグバンド」「原信夫とシャープス&フラッツ」を経て、岸義和、稲垣貴庸、野口久和、木幡光邦、砂田知宏等のビッグバンド「TN Swing Jazz Orchestra」などに参加。2016年8月に自己のバンドHASHIYAN PROJECT 'Bone In A Cafe'をリリース。
2009年に、皇居東御苑、桃華楽堂に「原信夫とシャープス&フラッツ」のメンバーで『天皇皇后両陛下御成婚50年及び天皇陛下即位20年奉祝行事』にも出演。
ミュージックスクール「ダ・カーポ」講師
トロンボーン協会PMD常任理事
猪俣 猛 率いる「Japan Just JAZZ All starts」のピアニストとして、渡米。ニューヨーク「アポロシアター」「カーネギーホール大ホール」にて演奏会。コーラスグループ「サーカス」のバンドリーダーを20年間務める。
ソロピアニストとしてオーケストラとの共演、客演も多数。スタジオミュージシャン又作編曲家として、数多くのCM(代表作曲はロッテのキシリトールガム)、TV、アルバムに参加。その参加アルバム枚数は100を超える。デジタルピアノ分野ではYAMAHAクラビノーバデモンストレーター育成、ROANDデジタルピアノ開発協力及びデモンストレーション、現在はKORGデジタルピアノの本体デモンストレーションを担当。
12歳の頃よりElectric Bassを弾きはじめる。高校在校時にはその当時高校では珍しいビッグバンドのクラブに入ったことによりInstrumental Musicに傾倒していく。
東洋大学卒業後に渡米。1992年度よりNew York CityにあるNew School For Social Research(現New School University)のジャズ科に入学。
17歳よりドラムを猪俣猛氏に師事。18歳でプロデビュー。スタジオワークをする傍ら劇団四季オーケストラ、アーティストのサポート等を経て1984年から高橋達也と東京ユニオン在籍。その後1993年より原信夫とシャープス&フラッツに加入。国内外のアーティスト、ジョー・ ウィリアムズ、ハリー・ベラフォンテ、ランディー・ブレッカー、リッチー・コール、サリナ・ジョーンズ、ペリー・コモ等々と共演。現在自己のビッグバンド、セクステット、内堀勝ビッグバンド、野口久和ビッグバンド、TN Swing Jazz Orchestraなどで活動中。ヤマハ及びジルジャンシンバルのエンドウサー。