ジャズピアニスト
埼玉県川越市出身
国立音楽大学にてジャズピアノを小曽根真に師事。
2015年バークリー音楽大学のオーディションを受け、学費全額免除を獲得し入学。在学中、ジャズ·パフォーマンス·アワードを受賞。ラルフ·ピーターソン率いるバークリー選抜学生カルテットのピアニストに抜擢され、4日間スイスのベルン·ジャズ·フェスティバルに出演した。その他フランスのナンシー·ジャズフェスティバルにも出演。
2017年ジャズ雑誌“JAZZ JAPAN”の“2010年代に頭角を現した新鋭アーティスト60”に選出。
2018年エリス·マルサリス国際ジャズ·ピアノ·コンペティション2018にて13カ国/160以上の参加者の中から7人のファイナリストに選ばれ、エリス·マルサリス、ブランフォード·マルサリス、アルトゥーロ ·オファリル、ジョン·バティステが審査する中、第2位受賞、並びに最優秀作曲賞を受賞した。「RINAのオリジナルは際立っていた」とグラミー·ウィナーのアルトゥーロから、「彼女の発する音のストーリーに我々は聞き入った」とエリス·マルサリスから賞賛を浴びた。
同年、バークリー音楽大学を卒業し活動の拠点をニューヨークに移す。
米CBSの人気テレビ番組「ザ·レイトショー·ウィズ·スティーブン·コルベア」にてジョン·バティステのバンドの一員に抜擢され3日間連続出演。オバマ大統領夫人のミシェル·オバマをゲストに迎え演奏を披露した。また、ボストン·ミュージック·アワード2018ではテリリン·キャリントンやティア·フラーらの名前が並ぶ中、ジャズ·アーティスト·オブ·ザ·イヤーにノミネートされた。
2019年、7ヴァーチャル·ジャズ·クラブ·コンテストにて世界第3位受賞。
Dizzy's Club Coca-Colaで開催されたエリス·マルサリス·プレゼンツ·ウイナーズ·コンサートに出演し、満場の聴衆から大喝采を得た。また4月にはワシントンDCの老舗ジャズクラブ、ブルーズアレイと日本大使館が共同して主催する『第6回 ジャパニーズ·ジャズ·シリーズ』に招かれ出演。今後の注目株としてメディアに取り上げられた。
同年、ヤマハ·ミュージック·エンタテイメント·ホールディングスと全世界マネージメント契約し、更にチック·コリアやモンティ·アレキサンダーと同様、ヤマハ·アーティストとしてエンドース契約を結ぶ。
2020年9月2日、小曽根真プロデュースによるオリジナルアルバム『RINA』でデビュー。アルバムは第13回CDショップ大賞2021でジャズ賞を受賞した。