The 26th ハママツ・ジャズ・ウィーク10.14[SAT] - 10.22[SUN]

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2017年度スケジュール期間:10/14(土)~10/22(日)

10/14(土) 12:30~ スチューデント ジャズ フェスティバル アクトシティ浜松・中ホール 詳細
10/15(日) 14:00~ 佐藤允彦のジャズ目線じゃぁ~ガーシュウィンが聴いた作曲家達~ アクトシティ浜松 研修交流センター音楽工房ホール 詳細
10/16(月) 19:00~ Jazzy Night!~ジャズで楽しむ名曲クラシック~ Porte Theater 詳細
10/17(火)

10/19(木)
  出前ジャズコンサート 浜松市内の小・中学校(3校) 詳細
10/19(木) 19:00~ JAZZトーク~ジャズ・レコード⽣誕100周年:ジャズ100年のヒット曲を楽しむ~ トゥルネ・ラ・パージュ 詳細
10/21(土) 14:00~ 親子で楽しむジャズコンサート クリエート浜松・ホール 詳細
10/22(日) 11:00~ ストリート ジャズ フェスティバル キタラ(浜松駅北口広場)他 詳細
13:00~ ヤマハ ジャズ フェスティバル アクトシティ浜松・大ホール 詳細

街のジャズクラブ

10月14(土)~10月22日(日)のハママツ・ジャズ・ウィーク中は浜松の多くのお店でジャズライブをお楽しみいただけます。詳細

イベント紹介

ヤマハ ジャズ フェスティバル

「ここにしかない、めぐり合い。」をテーマに、多様な“カタチ”でジャズの真髄を伝えてきたヤマハ ジャズ フェスティバル。四半世紀を超え、26年目を迎えた今年は、ジャズの最新形を求め、さらなる極みへと邁進する。創造と破壊を絶え間なく繰り返すメインストリーム・ジャズ、ジャズを内包し独自の進化を続けるボサノバ、最先端のコンテンポラリー・ジャズアンサンブルという3つのステージで、次世代へ続く「現在進行形のジャズ」を体感したい。

写真:ヤマハ ジャズ フェスティバル

日時 2017年10月22日(日)
開場=12:00、開演=13:00、終了=16:30(予定)
会場 アクトシティ浜松・大ホール
住所 〒430-0928 静岡県浜松市中区板屋町111-1
入場料 SS席 8,000円(全席指定)
S席 7,000円(全席指定)
A席 5,000円(全席指定)
B席 3,000円(全席指定)
4階席 2,000円(全席自由)
※未就学児入場不可
Pコード 335-380
Lコード 46304
チケット・プレイガイドについてはこちら
併催 内田修追悼企画
内田修ジャズコレクション

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PART.1 現代のテナーマッドネス!/“2 TENORS” featuring 三木俊雄 & Eric Alexander

ジャズの醍醐味が味わえるテナーサックスの日米トッププレーヤーがホットなバトルを聴かせてくれるのが“2 TENORS”。 モダンジャズ界のサックスの巨人、ジョン・コルトレーンの没後50年を記念し、日本を代表するテナーサックス奏者 三木俊雄が、「世界で最も多忙なテナーサックス奏者」とも言われる実力派エリック・アレキサンダーを迎えて、スリリングな熱いステージを展開!

ハママツ・ジャズ・ウィーク連携公演 10/19(木)ヤマハホール@銀座 出演!
"2 TENORS" featuring 三木俊雄&Eric Alexander - HAMAMATSU JAZZ WEEK @ Ginza -

三木 俊雄(Ts)

1986年 バークリー音楽大学にスカラーシップを獲て留学。リッチ-・コール・アワードを受賞。
サックスをビル・ピアース、ジョ-・ヴィオラに、アレンジをハーブ・ポメロイ、 フィル・ウィルソンに師事。
故 世良譲、 佐山雅弘、辛島文雄、塩谷哲(p)、宮之上貴昭(g)らをはじめ、さまざまなセッション、ジミー・スコット(vo)の来日公演、および1996年から自己の率いる10ピースバンド『フロントページ・オーケストラ』の活動を続ける。2004年2月 フロントページ・オーケストラのアルバム『ハーモニー・オブ・ザ・ソウル』をリリース。 ジャズシーンのみならず多くの注目を集め、2004年11月 R&BシンガーDOUBLEとのコラボレーションによるジャズアルバム『Life is Beautiful』をリリース。
2007年6月 ヤマハ主催ハママツ・ジャズ・ウィーク、メインアクトに出演。
2008年10月 ギタリスト押尾コータローのコラボアルバム『You & Me』に参加
2013年10月 フロントページ・オーケストラの2ndアルバム『Stop & Go』をリリース。ジャズライフ誌上2013年Album of the Year 第3位を獲得。
2016年7月 フジ・ロック・フェスティヴァル 20th Anniversary G&Gオーケストラのホーンセクションとしてグリーンステージのトリを務める。
2017年7月 フジ・ロック・フェスティヴァル G&Gオーケストラとしてグリーンステージのトリ、フロントページ・オーケストラとししてカフェ・ド・パリのトリを務める。
他にも現在、小曽根真率いる『No Name Horses』のメンバーとして、ニューヨークIAJE、フランス ラロック・ダンテロン国際ピアノフェスティヴァル、スコットランド エディンバラ・ジャズフェスティヴァル、シンガポール モザイク・ミュージックフェスティヴァル、国内ではブルーノート、ビルボード、およびコンサートホールの全国ツアーにも参加し、またアルバムごとに楽曲を提供する一方、佐山雅弘クロニクルバンド、フジ・ロック・フェスティヴァル G&Gオーケストラのコンサートマスターを務めている。
スイング・ジャーナル誌人気投票において、テナーサックス部門第3位、コンポーザ-・アレンジャー部門第5位、ビッグバンド部門においてフロントページ・オーケストラが第6位を獲得している。1997年4月から東京FM デジタル衛星放送チャンネル、ミュージックバードch8にてジャズ番組『オープンセサミ』のパーソナリティーを11年間、その後継番組『ライブ・ワークス』を4年間務める。
尚美学園大学 芸術情報学部 音楽表現学科 非常勤講師

オフィシャルウェブサイト

写真:三木 俊雄(Ts)

Eric Alexander(Ts)

温かく磨き上げられた音色、そして力強いメロディーとハーモニーのイマジネーションを誇るテナーサックスプレーヤー、エリック・アレキサンダー。彼は、つねに音楽の新しい展望を求め続けてきた。6歳でピアノを始めたアレキサンダーは、9歳でクラリネットに出会い、12歳の時にアルトサックスに転向。さらに、インディアナ大学ブルーミントン校で過ごした1年間(1986-87)でジャズの虜となり、テナーサックスに移行する。ニュージャージー州ウィリアム・パターソン大学ではハロルド・メイバーン、ジョー・ラバーノ、ルーファス・リードらに師事。「大学時代に聴いたプレーヤーには、今でも影響を受けている」とアレキサンダーは言う。「セロニアス・モンク、ディジー・ガレスピー、ソニー・スティット、クリフォード・ブラウン、ソニー・ロリンズ、ジャッキー・マクリーン、ジョー・ヘンダーソン。それにチャーリー・パーカー。こうしたビバップのパイオニアたちから受け継いだ魂が、私の音楽の血や肉となっている。ジョージ・コールマンのクールなハーモニーにはとてもインスパイアされたし、コルトレーンは今でもよく聴いているよ。60年代半ばから終わりぐらいの、あのシビれるソロの中にメロディーの核みたいなのがあって、それを自分の音楽に取り入れているんだ」
1991年にセロニアス・モンク・インターナショナル・サクソフォン・コンクールでジョシュア・レッドマンに続き2位を獲得したアレキサンダーは、1990年代にプロのジャズミュージシャンとしての激動の人生に身を投じた。シカゴのサウスサイドでオルガントリオと共に演奏し、1991年にはミューズレコードでチャールズ・アーランドと共に初レコーディング。1992年には、リーダーとしてのファーストアルバムを発表する(デルマーク・レコードの「Straight Up」)。その後もマイルストーンなど多くのレーベルで録音を行い、1997年には「Man with a Horn」、1998年には「ソリッド!」でジョージ・ムラーツ、ジョン・ヒックス、アイドリス・ムハマッドとのカルテットセッションを収録。さらに同年、現在も続くアレキサンダーのバンド「ワン・フォー・オール」の初録音が行われた。
アレキサンダーは、録音ではリーダーやサイドマン、あるいはプロデューサーとしての才能を発揮しており、収録曲の多くを自ら作曲している。現時点で自分が演奏するアルバムが何枚あるのか、自分でも分からないそうだが、本人によると、おそらく60枚か70枚らしい。彼の音楽は各所から絶賛されているが、最大の成果は、華々しいビバップジャズの伝統の中で自分の「声」を確立してきたことだ。
2004年、アレキサンダーはニューヨークを拠点にする独立系ジャズレーベル、ハイノート・レコードと独占契約を結んだ。ハイノート・レコードでの録音は高く評価され、彼のディスコグラフィーは充実の一途をたどっている。最近の録音には、LPと同時発売された「シカゴ・ファイヤー」(HCD 7262)、パット・マルティーノと共演した「ザ・リアル・シング」(HCD 7278)、「セカンド・インプレッション」(HCD 7296)などがある。
ニューヨークに拠点を置くアレキサンダーの演奏は、現在行われているスモークジャズ&サパークラブでのマイク・レドンとの共演をはじめ、ニューヨーク各所のクラブで聴くことができる。

オフィシャルウェブサイト

写真:Eric Alexander(Ts)

椎名 豊(Pf)

1964年9月23日、東京都、墨田区生まれ
大胆さと繊細さをあわせ持ち、縦横無尽にスイングする椎名のピアノタッチは唯一無二の個性とイマジネーションにあふれ、ピアノサウンドとオリジナル曲は世界中の音楽ファンを驚嘆させている。国立音楽大学作曲学科在学中より活動をスタ-ト。1991年、ロイ・ハーグローブ(tp)と日米混合ユニット「ザ・ジャズ・ネットワークス」を結成。
日本側のリーダーとして活躍。5枚のアルバムをリリース。
1996年"エルヴィン・ジョーンズ(ds)ジャズ・マシーン"に参加。
また、2003年よりチョン・ミョンフン、ヒュー・ウルフ、エリック・カンゼルらの指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団と共演、定期演奏会に出演。ガーシュインのピアノ・コンチェルト他を発表。
これまでに多くのリーダー・アルバムを発表、最優秀新人賞他、数々の賞を受賞。
2015年11月New Album『Future Swing』をリリース。(マイク・ロドリゲス(tp)、ティム・アマコスト(ts)、中村恭士(b)、ルディ・ロイストン(ds))
同年12月、同メンバーで全国ツアーを行った。
国内での活動の他、アメリカ、ヨーロッパのツアーも毎年、大成功を納めている。
その他、レコーディング、ツアー共演歴はニコラス・ペイトン(tp)、ジョシュア・レッドマン(ts)、クリスチャン・マクブライド(b)、レジナルド・ヴィール(b)、ロドニー・ウィテカー(b)、グレゴリー・ハッチンソン(ds)、ハーリン・ライリー(ds)、クラレンス・ペン(ds)、カール・アレン(ds)など
1998年より、教育プログラムとして子供たちのためのレクチャープログラムやワークショップ、ジョイント・コンサートも国内外で展開。
2007年より国立音楽大学、夏期音楽講習会ジャズピアノ講座を行う。
2008年、ミシガン州立大学(デトロイト)でレクチャー、ワークショップ、コンサートを行う。
2009年より千葉県浦安市、明海大学ジャズ・オーケストラ部・監督を務める。

オフィシャルウェブサイト

写真:椎名 豊(Pf)

Pat Glynn(B)

1974年4月28日 アメリカ・ニュージャージー州ウエストフィールド出身。8歳からトランペットを始め、13歳でチューバを始めた。
後にベースギターとコントラバスを始める。ジェームス・マディソン大学と北イリノイ大学大学院でコントラバスを学び卒業。 その後NYのジャズクラブ、ブルー・ノート、スモールズ、タウンホール、クレオパトラズ・ニードルで演奏。サム・リバース(ts)、エディ・ヘンダーソン(tp)、トミー・キャンベル(ds)、渡辺貞夫(as)と共演。
2014年、サイラス・チェスナット(p)、カール・アレン(ds)とトリオを組みリーダー・アルバム『フーズ・オン・ベース』を発表。
レイクランド大学ジャパン・キャンバスで音楽指導も行っている。

オフィシャルウェブサイト

写真:Pat Glynn(B)

広瀬 潤次(Dr)

圧倒的なスイングとグルーブが世界から絶賛されているスーパー・ドラマー。
1969年1月1日 長崎県長崎市生まれ。
11歳の頃から両親の影響で、バディ・リッチ、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン等のレコードを聴き始め、ジャズに開眼すると同時にドラムを始める。 東京学芸大学入学後、在学中から頭角を現し、プロとして活動を開始。 原朋直(tp)、山田穣(as)、椎名豊(p)、大西順子(p)、安保徹(ts)、岡安芳明(g)、俵山昌之(b)、松島啓之(tp)ら同世代のミュージシャン達と共演を重ねる。
1994年 大西順子トリオ・フランスツアーに参加。
1995年 椎名豊トリオ・全国ツアー(b:レジナルド・ヴィール)に参加。
1999年 椎名豊トリオ・ドイツツアーにおいて欧州文化首都ワイマール'99/第7回EUジャパンフェスト・国際ジャズフェスティバルに出演。
2001年 自己のバンド(tp:岡崎好朗、as:池田篤、b:嶋友行)を1年間活動させる。
2002年 椎名豊スペシャルカルテット(b:ボブ・ハースト、ts:ティム・アマコスト)に参加。
2003年以降、椎名豊 New York New Generation ツアーのゲストとして毎年参加し、ドラマーのアリ・ジャクソン、グレッグ・ハッチンソン、ハーリン・ライリー、ジーン・ジャクソンらとそれぞれツインドラムでのライブを行い、交流を深める。
2005年 チョン・ミョンフン指揮・東京フィルハーモニー交響楽団と椎名豊トリオにて共演(ガーシュインのアイ・ガット・リズム・バリエーション)、翌年DVD化される。
2006年 椎名豊トリオ・ツアー(b:ロドニー・ウィテカー)に参加。
2007年 自己のリーダーバンド『SOund of JAzZ』を立ち上げ更に注目を集める存在になる。(メンバーは、太田朱美(フルート)、堀秀彰(p)、本川悠平(b))
2008年 ベーシストのロドニー・ウィテカーからアメリカのミシガン州立大学のジャズ科のゲストアーティストとして椎名豊と共に招かれる。
また、1998年からピアニスト椎名豊のサポートとして北海道釧路の富原中学校でスタートした子供達のためのレクチャープログラムやワークショッ プ、ジョイントコンサートの活動にも参加。
2013年 ファースト・リーダー・アルバム「GRATITUDE」を発表、絶賛を博している。
現在は、『SOund of JAzZ』のリーダーとしても活躍しつつ、 『Encounter』、『高瀬裕(Bass)とのデュオユニット』、『椎名豊トリオ』、『松島啓之クインテット』のレギュラーメンバーとして日本をはじめ、世界各地を飛び回っている。
共演歴 は、ハンク・ジョーンズ(p)、マーカス・ベルグレイブ(tp)、トム・ハレル(tp)、エイブラハム・バートン(as)、ステフォン・ハリス(vib)、レジナルド・ヴィール(b)、ハーリン・ラ イリー(ds)、ウェス・アンダーソン(as)、エリック・アレキサンダー(ts)、ルー・タバキン(ts)、ティム・アマコスト(ts)、ボブ・ハースト(b)、アリ・ジャクソン(ds)、ジーン・ジャクソ ン(ds)、グレッグ・ハッチンソン(ds)、ロドニー・ウィテカー(b)、穐吉敏子(p)、渡辺貞夫(tp)、益田幹夫(p)、山本剛(p)など。
アメリカのドラマーやベーシストとの数々の共演や交流で培った本物のスイング感とそのワイドな音楽性でベテランから若手のミュージシャンに絶大な支持を受ける現在最も多忙なミュージシャンの一人である。

写真:広瀬 潤次(Dr)

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PART.2 ブラジルの風、爽やかに/小野リサ LISA ONO with Brazilian Friends 2017

日本だけではなく、ニューヨークやブラジル、アジア圏など海外でも高い人気を誇る”ボサノバの女王”小野リサが、ついにヤマハ ジャズ フェスティバルに登場!清涼感あふれる歌声と心地良いガットギターのリズムは、まさにブラジルの風。本場ブラジルのトップミュージシャンたちとの演奏で、コクの深いボサノバを味わってみませんか。

出演

  • 小野リサ(Vo, G)
  • Febian Reza Pane(Pf)
  • Armando Marçal(Per)
  • Jefferson Lescowich(B)
  • Rafael Barata(Ds)
  • David Silvah(Vo, G)
小野リサ(Vo, G)

ブラジル・サンパウロ生まれ。10歳までの幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始める。 1989年デビュー。ナチュラルな歌声、リズミカルなギター、チャーミングな笑顔で瞬く間にボサノバを日本中に広める。
ボサノバの神様 アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠 ジョアン・ドナートら著名なアーティストとの共演や、ニューヨークやブラジル、アジア各国での公演も積極的に行っており、海外においても高い評価を得ている。1999年アルバム「ドリーム」が20万枚を越えるヒットを記録するなど、これまでに日本ゴールドディスク大賞「ジャズ部門」を4度受賞。2013年にはブラジル政府よりリオ・ブランコ国家勲章を授与される等、日本におけるボサノバの第一人者としてその地位を不動のものとしている。

オフィシャルウェブサイト

写真:小野リサ(Vo, G)

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PART.3 ジャズアンサンブルの最前線、ここにあり/挾間美帆 m_unit

最も権威ある米ジャズ専門誌において日本人で唯一「未来を担う25人のジャズアーティスト」に選出されるなど、今、世界で最も注目されている新進気鋭の作・編曲家 兼 指揮者、挾間美帆。彼女が率いるジャズオーケストラ”m_unit”が提示するアンサンブルは、まさに二ューヨークのジャズの最前線。

挾間 美帆(Cond)

国立音楽大学(クラシック作曲専攻)在学中より作編曲活動を行ない、これまでに山下洋輔、モルゴーア・クァルテット、東京フィルハーモニー交響楽団、シエナ・ウインド・オーケストラ、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」、大西順子、須川展也などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、鷺巣詩郎、グラミー賞受賞音楽家であるヴィンス・メンドーサ、メトロポールオーケストラ、NHK「歌謡チャリティコンサート」など多岐にわたり編曲作品を提供する。そして、テレビ朝日系「題名のない音楽会」出演や、ニューヨーク・ジャズハーモニックのアシスタント・アーティスティック・ディレクター就任など、国内外を問わず幅広く活動している。 2012年、マンハッタン音楽院大学院(ジャズ作曲専攻)への留学を経て、メジャーデビュー・アルバム『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』(ユニバーサル)リリースによりジャズ作曲家として世界デビューを果たす。このアルバムは『ジャズ・ジャパン』誌年間アルバム大賞(新人賞)を受賞。2015年に2枚目のアルバム『タイム・リヴァー』(ユニバーサル)をリリース。2016年には米ダウンビート誌の「未来を担う25人のジャズアーティスト」にアジア人でただ一人選出されるなど高い評価を得ている。
2017年1月、ニューヨーク・ディジーズクラブに自身のジャズ室内楽団「m_unit」を率いて出演、3月にはバレエとビッグバンドのための組曲「The DANCE」を初演。5月、ラ・フォル・ジュルネでシエナ・ウインド・オーケストラを指揮して日本初演。同オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任する。
2011年、ASCAPヤングジャズコンポーザーアワード受賞。2011年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。2014年、第24回出光音楽賞を受賞。2015年、BMIチャーリー・パーカー・ジャズ作曲賞受賞。

オフィシャルウェブサイト

写真:挾間 美帆(Cond)

土井 徳浩(As, Fl)

クラリネットを故 浜田伸明、故 内山洋、サックスを吉永寿の各氏に師事。1997年、奨学金を得てボストンのバークリー音楽大学に留学。クラリネットをHarry Skoler, サックスをGeorge Garzone、Frank Tiberiの各氏に師事。
2002年帰国。2003年ノナカ・サクソフォン・コンクールに於いてジャズ部門第二位を受賞。
2005年よりジャズ・クラリネット奏者としての活動を中心に、自己のカルテットを率いて活動中。2011年、初リーダー作「Amalthea/土井徳浩カルテット」、2016年、セカンド・アルバム「Mr. Professor’s Sanctum」をリリース。2015年、行川さをり(vo)、伊藤志宏(pf)、土井徳浩(Cl)からなる共同リーダーユニット Phacoscapeのデビュー作[-scapes,]をリリース。
帝国劇場、宝塚歌劇団等のミュージカルのオーケストラにマルチリード奏者として参加。
「アルトサックス・ファーストステージ」、「テナーサックス・ファーストステージ」を監修・出版。

オフィシャルウェブサイト

写真:土井 徳浩(As, Fl)

庵原 良司(Ts, Ss, Cl)

1979年生まれ。大阪府茨木市に3才頃から住み、ピアノを始める。中学入学の時、神奈川県川崎市に移り吹奏楽部でクラリネットを始める。早稲田大学入学を機にアルトサックスを始める。大学3年の時からテナーサックスを始め、佐藤達哉氏に師事。4年の時にハイソサエティオーケストラでヤマノビッグバンドコンテストに出場し、最優秀ソリスト賞を受賞。在学中に太田市ジャズコンテストで個人賞、吉祥寺ジャズコンテストでジャズライフ賞を受賞。 卒業を機にプロとして活動を始める。マンハッタントランスファー、SMAP、TUBE、KinKi  Kids、aiko、SOFFET等のツアーサポート、久保田利伸、相川七瀬、堂本剛、石井竜也、ピンクレディやCMレコーディングに参加。
自身のバンド「オレバンド」をはじめ、round-a-bout、つのだ☆ひろバンドや、ファンブラザーズワークショップ、稲垣貴庸ビッグバンド、内堀勝ビッグバンドなどのビッグバンドにも参加する。

写真:庵原 良司(Ts, Ss, Cl)

竹村 直哉(Bs, B.Cl)

1979年東京生まれ。中学入学と同時にクラリネット、翌年よりアルトサックスを始める。早稲田大学入学後は、「早稲田大学High Society Orchestra」に所属。学生時代より徐々にプロ活動を始め、現在はバリトンサックスを軸としたマルチリードプレイヤーとして、スタジオ、ミュージカル、コンサート・ツアーサポートでの活動の他、数多くのビッグバンドやホーンセクションでのライブコンサートなどに参加している。
これまでに三嶋淳、宮本大路の各氏に師事。

写真:竹村 直哉(Bs, B.Cl)

田中 充(Tp)

京都府福知山市生まれ。幼いころから音楽好きの父の影響を受け、ピアノ、サックス、トランペットで遊ぶ。 1991年、群馬交響楽団の牧野徹氏に師事。1997年渡米、ボストンのバークリー音楽大学に入学し、タイガー大越氏に師事。音楽理論、作・編曲等について学ぶ。1999年に帰国後、自己のバンド「ミツルジルシ」を率いて 東京を中心に活動中。オリジナル曲を中心にした2枚のアルバム「ミツルジルシ」、「空を弾む」をリリース。また、スキマスイッチ、椎名林檎、槇原敬之、今井美樹、いきものがかり、DREAMS COMES TRUEをはじめ、様々なアーティストのライブ、 レコーディングのサポートメンバーとしても活動している。

オフィシャルウェブサイト

写真:田中 充(Tp)

林 育宏(Frh)

13歳よりホルンを始める。武蔵野音楽大学卒業。ホルンをミヒャエル・ヘルツェル、伊藤泰世の両氏に、室内楽をカールマン・ベルケシュ、田中正大の両氏に師事。大学在学中より、国内外のオーケストラへの客演、室内楽、ミュージカル、ソロ等様々な音楽シーンで演奏活動を展開する。また、後進の指導育成にも意欲的に取り組み、全国各地での講習会やコンクール等の審査員としても活動する。
現在「シエナ・ウインド・オーケストラ」ホルン奏者。その他「アンサンブル ヴィータ」、「東京ニューブラスアンサンブル」等のホルン奏者としてもライブ活動やレコーディングを行っている。ミュージックスクール「ダ・カーポ」講師。

写真:林 育宏(Frh)

真部 裕(Vln)

札幌市出身。7歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て、東京藝術大学を首席で卒業。クラシックのみに留まらず、高校在学中より即興演奏の魅力にとりつかれジャズを演奏するようになる。大学在学中からスタジオワークに携わり、近年では真部裕stringsとして多くの映画音楽やJ-POPなどのレコーディングに参加すると共に、ストリングスアレンジも行っている。また、様々なアーティストのライブサポートの他、自らの単独ライブやユニットでの活動も精力的に行っている。

オフィシャルウェブサイト

写真:真部 裕(Vln)

沖増 菜摘(Vln)

広島県尾道市出身。5歳からヴァイオリンを始める。12歳でオーケストラと共演。2004年より2年間、広島国際文化財団より中村音楽奨学金授与。2008年、東京芸術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻卒業。
大学在学中より様々なジャンルのバンドに参加、現在は「沖増大丈夫ストリングス (okimasu DJV strings)」として、数々のレコーディングに参加している。
2012年、ファースト・ソロ・アルバム「FANTASIA」を発売。

オフィシャルウェブサイト

写真:沖増 菜摘(Vln)

吉田 篤貴(Vla)

岐阜県大垣市出身。世界的ヴァイオリ二スト久保陽子氏への師事をきっかけに上京し、東京音楽大学ヴァイオリン科を首席で卒業。在学中からヴァイオリンとヴィオラの両方を操り、スタジオワークとライブ活動を開始。2004年には名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演。
ミュージカルやTV収録等に多数参加し、これまでに絢香、今井美樹、河村隆一、秦基博、古川雄大、姿月あさと、涼風真世、蘭寿とむ、その他多数のアーティストとの共演を重ねる。 その豊かな音色と鋭いリズム感を生かしジャズ、タンゴ、クラシック、ジプシー、ポップスなどの多方面で注目を集めており、自身の率いる「EMO string」、コントラバスとのDUO「GALI×BULI」、タップダンサー清水夏生率いる"2V -double ve-"など参加バンドは多岐にわたる。
またアメリカオハイオ州にてCreative Strings Workshopに参加しジャズヴァイオリンの研鑽を積むなど、演奏表現の幅を広げて続けている。

オフィシャルウェブサイト

写真:吉田 篤貴(Vla)

島津 由美(Vc)

大阪生まれ。6歳よりチェロをはじめる。東京藝術大学で学び、2006年修了。これまでにチェロを故 杉山実、林峰男、向山佳絵子の各氏に師事。
室内楽、オーケストラでの演奏をはじめ、ジャンルにとらわれない活動を展開する。B’z、八神純子、東京事変など数々のアーティストのレコーディングに多数参加するほか、自身の参加するユニットにおいてはこれまでに9枚のCDを発表している。

オフィシャルウェブサイト

写真:島津 由美(Vc)

香取 良彦(Vib)

バークリー音楽大学作曲科主席卒業。1998年NHK教育テレビ「山下洋輔のジャズの掟」ではカトリヤン教授役で出演。リーダーCD「Riverside Music Garden/香取良彦JAZZ ORCHESTRA」、著作「よくわかるやさしい音楽理論」、翻訳「ハーモニー・オブ・ビル・エヴァンス」ほか。2015年、Blue Note Jazz Festival in Japanでは、All Star Orchestraでパット・メセニー(g)と共演。

写真:香取 良彦(Vib)

佐藤 浩一(Pf)

米バークリー音楽大学卒業。2011年にデビューアルバム「ユートピア」をリリース。2016年には室内楽的要素も内包した変則セクステット作品「Melancholy of a Journey」をリリースする。
上記セクステットを中心に「Bungalow」、「rabbitoo」、「本田珠也トリオ」などで活躍中。
即興を中心とした演奏活動と並行して、作曲・編曲活動やオーケストレーションの研究を独自に進め、ジャズと叙情的旋律との親和性を追い求めるべく、現在進行形を切り拓いている。

オフィシャルウェブサイト

写真:佐藤 浩一(Pf)

井上 陽介(B)

1964年、大阪生まれ。大阪音楽大学作曲科卒。91年よりニューヨークを拠点に活動。97年には初リーダーアルバム「スピークアップ」を発表。在米中、ドン・フリードマン、ハンク・ジョーンズなどの数々のグループでのレコーディングやライブハウスやヨーロッパ・ツアーなど国際的に活動。2004年には活動の拠点を日本に移す。2014年、5年ぶり7枚目のアルバム「Good Time」を、2017年には8枚目のアルバム「Good Time Again」をリリース。なお2007年度から3年連続して「スイングジャーナル」誌の人気投票で1位を獲得するなど常に上位にランクされる。2015年まで大野雄二&ルパンティック5のメンバーとして活動。現在、自己のグループを中心に、塩谷哲トリオ、大西順子、渡辺香津美、佐山雅弘VINTAGEのレギュラーメンバーとして活動する他、数々のセッションに参加し日本のみならず海外でも精力的に活動。ジャズのみならず、絢香、佐藤竹善、Superflyなどポップスのサポートも行う。

オフィシャルウェブサイト

写真:井上 陽介(B)

Jared Schonig(Dr)

ジェアード・ショニグはロスアンゼルスの音楽家一家に生まれ、5歳でピアノを、14歳の時からドラムを始める。高校在学中から様々なオールスターバンドと活動する機会に恵まれ、ダウンビート誌の学生音楽賞を4度獲得(高校3年の時にはベストソロイスト賞)する。ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン音楽学校に入学し2005年に卒業するまでの間に、さらに3度のダウンビート学生音楽賞(ベストソロイスト賞、トップ大学コンボ賞を含む)に輝く。
現在はニューヨークを拠点に、ジャズ、ロック、ポップス、ブロードウェイなどで活躍している。ニコラス・ペイトン(Tp)、ダニー・マッキャスリン(Ts)、トム・ハレル(Tp)、ティム・ヘイガンズ(Tp)、フレッド・ハーシュ(Pf)、ワイクリフ・ゴードン(Tb)、ジョー・ロック(Vib)、ロニー・スミス(Org)、ライラ・ビアリ(Vo)、シェイナ・スティール(Vo)、アーニー・ワッツ(Ts)、ローレンス・ホブグッド(Pf)といった国際的ミュージシャンと共演。ボーカル・グループ「ダッチェス」、ジャズシンガーのスペンサー・デイとツアーをするほか、ジャズシンガーのカート・エリング・バンドにも参加している。ニューヨーク・ヴォイセスのツアーでは2012年にケネディセンターに出演。グラミー、エミー、トニーの3賞受賞ミュージカル「カラー・パープル」のリバイバル公演にも参加した。
コリーダーを務める「ウィー・トリオ(Wee Trio)」では、2016年秋に5枚目のアルバムを発表した。

オフィシャルウェブサイト

写真:Jared Schonig(Dr)

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